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バウンディングボックスでOCR結果を検証する

固定の信頼度しきい値ではなく、review.flagged と各 cells[path] の box・quad・review reason を使って OCR 結果を確認する方法を解説します。

5 分で読了· 2026-08-31

OCRの検証というと、結局は自分でもう一度ドキュメントを読み直すことを意味しがちです。手間がかかるうえに、本来避けたかった作業そのものです。バウンディングボックスはこの流れを変えます。2列に並んだテキストを見比べるのではなく、各値が画像のどこから読み取られたのかへ視線を飛ばすだけ。正しいか間違っているかが、ひと目で分かるようになります。

各値に結び付く検証情報

抽出値は data.values、位置と検証情報は data.cells[path] に分かれます。cell には軸に沿った box、傾きに沿う quadverifiedreview、補助的な evidence が入ります。

固定の match ratio しきい値から確認一覧を作らないでください。data.review.flagged を起点にし、各 path から data.cells[path] を開いて位置と理由を表示します。match ratio は evidence の一要素で、最終判定そのものではありません。

セルの上をホバーすると、読み取り元のハイライトがリアルタイムで追従します。バッチ全体の抜き取りチェックも数秒で済みます。

座標は証拠であり、正しさの保証ではない

座標は言語モデルに枠を推測させるのではなく、抽出文字列とページ上の OCR 観測を照合して得られます。そのため boxquadevidence.printed_text は原文確認に役立ちます。ただし二つの処理が同じ誤読をする可能性は残ります。詳しくは監査証跡付きの文書 OCRを参照してください。

  1. 確認一覧を読む
    POST /ocr/fields の data.review.flagged を読みます。
  2. path を解決する
    各 path で data.cells[path] を開き、review reasons を表示します。
  3. 元の位置で確認する
    data.image のフレーム上に box または quad を描き、data.values と印字を比較します。
  4. 修正し業務ルールも検査する
    必要に応じて文書化された編集フローを使い、形式・範囲・計算などの検査も残します。
座標は OCR の確認にどう役立ちますか?
box または quad で元の領域へ直接移動できます。review.flagged が確認対象を、cells[path].review が理由を示します。
信頼できる match ratio の基準は?
公開 API に人手確認用の固定しきい値はありません。review.flagged と cells[path].review を使い、evidence.match_ratio は補助情報として扱います。
verified なら必ず正しいですか?
いいえ。同じ誤読に一致する場合があります。形式、範囲、enum、計算、業務ルールの検証も併用してください。
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